ベルギーは接続性とデジタル技術の統合において特に優れた評価を受け、2017年のランキングで第6位でした。Digital Economy & Society Index (DESI) により、毎年EU加盟国のデジタルパフォーマンスと競争力に基づいたランキングが発表されます。
DESI 2017の結果は、欧州がデジタルの階段を上り続けていることを示すものとなりました。総合スコアは前年の0.49から3%アップして、0.52でした。EUは、接続性、人的資本、インターネットの使用、デジタル技術とデジタルパブリックサービスの統合など、DESIが調査する全ての側面において発展しています。しかしながら、最もデジタル化が進んだ経済・社会と、最も遅れているそれとのギャップは広がっています。最上位と最下位の国の差は2016年に比べて1%アップし、37%になっています。
2017年には、ベルギーは引き続き、デジタル化において最も優秀なEU加盟国の1つでした。総合スコア0.61を達成し、EU28カ国中、第6位です。概してベルギーは、欧州の平均を上回るスコアでした。EU全体よりわずかに遅いペースで向上しています。
スコア0.78を獲得したベルギーは<37>接続性</37>において優れた評価を受け、EU内で第3位でした。高速ブロードバンドへの契約件数が第1位であったことと、次世代アクセスネットワーク(NGA)において第2位であったことが、高いランキング順位の理由として挙げられます。また、デジタル技術の統合(0.52)において、EU内で第5位でした。インターネットの使用(0.52)、人的資本(0.57)、デジタル パブリックサービス(0.57)においては、ベルギーはわずかの差でトップ10に及びませんでした。
ベルギーは、デジタル技術の統合において特に強固な存在となっています。eコマースにおいて3番目に多い売上高を誇り、電子情報共有においては第2位にランクインしました。すべての事業の50%がこの領域のさまざまな技術を利用しています。
DESI 2017は、2016年に収集したデータをまとめ、5つの主要側面に関して0から1のあいだでスコアを付けます。
各側面でより高いスコアを得るほど、よいパフォーマンスであると評価されます。
オランダ語を公用語とするフランダース（オランダ語: Vlaanderen）は、ベルギーの北部地域です。ベルギーの首都ブリュッセルは、フランダースの主都でもあります。