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ダイキン工業、フランダースで大成長

空調事業を手掛けるグローバル企業ダイキン工業は、2016年にフランダースで2,550万ユーロの投資を行いました。うち660万ユーロはオステンドの欧州開発センターに投資されました。ここでは最先端設備を整えた試験室が2部屋追加され、35名のエンジニアが雇用されました。
 

1972年の創立以来、オステンドにある拠点は多国籍企業ダイキンにとって最も重要な拠点の1つとなりました。またこの地には、世界に4か所あるユニークな地域開発センターの1つが設けられています。当初は組み立てと流通を担っていましたが、現在では、開発、製造、運営、販売、マーケティングを行う国際的な本部へと発展しました。

理想的な環境で開発

「ダイキンは空調事業の市場リーダーです」とオステンドのダイキンヨーロッパ社取締役会長Frans Hoorelbeke氏は言います。「近年、空調ユニットの製造から移行して<35>トータルコンフォートの提供</35>に乗り出しました。」オステンドにあるダイキンの欧州開発センターは、この過程において重要な役割を果たします。

「投資して開発エンジニアを新規に雇用する以外にも、最先端設備を整えた試験室を2部屋増やしてオステンドの試験施設を拡張しています」とFrans Hoorelbeke氏は説明します。「そこでは、ありとあらゆる気候条件をシミュレーションして弊社製品とソリューションをテストし、業界リーダーとしての弊社の地位を守り続けるのです。」

会社概要

  • 親会社: ダイキン工業株式会社
  • 本社: 大阪市
  • ダイキンヨーロッパ社の年間売上高: 21億ユーロ
  • フランダースに設立: 1972年
  • フランダースの社員数: 1,750名
6 February 2017