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アブリンクス社、大正製薬と関節リウマチ治療薬の開発・販売で契約へ

2015年6月30日ゲントにて、バイオ医薬品企業のアブリンクス社は大正製薬と関節リウマチ治療薬の抗TNFα(腫瘍壊死因子α)抗体Nanobodyについて、
日本国内での独占的開発と販売に関する契約を結んだと発表しました。


この契約により、大正製薬は日本国内における抗TNFα抗体Nanobody「Ozoralizumab」の開発、製造販売承認取得および販売を行い、
アブリンクス社に対しては、一時契約金および将来発生するマイルストーン、また発売後には売上に応じた額のロイヤルティーを支払うことになります。

アブリンクス社が開発した「Ozoralizumab」とは、次世代の抗TNFα抗体であり、既に関節リウマチ患者を対象としたフェーズ2試験を実施済みです。
TNFαをターゲットととした2つのNanobodyとヒト血清アルブミンに結合するNanobodyを連結させることによって、in vivoにおいての血中半減期を延長させ、
炎症部への集積を向上します。

詳しくは、下記サイトをご参照下さい。

アブリンクス社プレスリリース(英文): http://hugin.info/137912/R/1932641/695367.pdf

大正製薬ホームページ: http://www.taisho.co.jp/company/release/2015/2015063001.html

情報提供
Ablynx Press Release
11 August 2015