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武田薬品とTiGenix社がCx601で契約締結

武田薬品工業株式会社はフランダースのルーヴェンに本社を構えるバイオテクノロジー企業TiGenix社と、クローン病に伴う肛囲複雑瘻孔治療薬Cx601で、米国外での独占的開発・販売権に関する契約を締結したと発表しました


この契約によりTiGenix社は武田薬品より契約の一時金として2,500万ユーロを受領するとともに、今後最大3億5,500万ユーロもの販売マイルストンやロイヤリティを受領するとされています。

Cx601は、病変内に注入する同種異系の脂肪由来幹細胞の懸濁剤であり、クローン病に伴う肛囲複雑瘻孔の治療薬として開発されています。
2009年、肛囲複雑瘻孔治療薬としてCx601が欧州委員会よりオーファン指定を受けました。
そして2016年3月、TiGenix社は、欧州医薬品庁(EMA)にCx601の販売許可申請を行っています。

欧州においてCx601の販売許可を取得した場合、武田薬品は販売許可取得者として販売および当局対応を行い、別途TiGenix社に1,500万ユーロを支払うこととなります。

詳しくは下記の武田薬品工業会部式会社のニュースリリースをご確認下さい。

https://www.takeda.co.jp/news/2016/20160705_7482.html

情報提供
Flanders Today
25 July 2016