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ヤマウチ、ハッセルトの工場を拡大

ヤマウチは、フランダースのハッセルトを拠点とする現地法人に250万ユーロを投資します。これにより、同族企業ヤマウチは製造を拡大して新しい市場への参入を図ります。

フランダースで長年にわたり築いてきた存在

ヤマウチグループが最初にベルギーに投資したのは、ブリュッセルに事務所を設立した1981年でした。7年後には、フランダースの5つある州の1つリンブルグ州に製造拠点を構えました。今回の250万ユーロの投資により、日本とベルギーの絆がさらに強化されます。「フランダースが持つ製造産業の力が、欧州における弊社の地位を強化してくれると信じています。」と、同族経営の4代目であり社長の山内氏は言います。

ヤマウチ以外にも、その有利なビジネス環境に導かれてフランダースを選んだ企業が他にも多数あります。1980年代と1990年代には、日本の製造業者の数は急激に増加しました。パナソニック(電池)、日東電工(産業テープ)、住友ベークライト(プラスチック)をはじめ、そのほとんどは今日もフランダースに拠点を持ちます。

拡大と新市場への意欲

この大規模な投資により、700平方メートルの製造スペースが追加され、15台の新しい機械が設置されます。その結果、全体の生産能力は、1年につき9億であった最終製品の数が12億へと増加します。

それだけではありません。「弊社は電池と自動車部門で確固たる地位を得ていますが、他の市場へ参入して、医療部品、家電製品、ファイバーグラス産業向けコネクタの製造を開始したいと考えています」と山内氏は説明します。「機が熟したといっていいでしょう。事業を拡大する準備は整いました。」

詳細情報

ヤマウチ
情報提供
Het Belang van Limburg newspaper
31 January 2018